前回の記事で仮想通貨マイニングのマシンを設置した話をしました。
しかしながら人間とは欲深いもので、確実に利益が出ると考えると更にマシンを増やしたくなりました。
現在1Kの部屋に住んでいるため、マイニングリグから発せられる騒音の問題もあり、これ以上居室にマイニングリグを設置するわけにはいきませんでした。
そこで似たような境遇の人がいないかググってみると、トイレにリグを設置している人がいることが分かりました。
これならウチでもできる!と思い、早速トイレにマイニングリグを設置してみることにしました。
マイニングリグの構築
トイレ上の棚に設置するため、スペース的な制約があります。
また、換気扇があるとは言え構造的に熱が篭りやすいため、グラフィックボード同士の距離がある程度離れるようにしました。
エアフローの見直し
マイニングリグ自体は正常に動作しました。しかし、当初から懸念していた排熱の問題が噴出しました。
トイレの室温が37℃に
トイレにマイニングリグを設置した結果、なんと室温が37.5℃になってしまいました。このままの状態ですとPCパーツに悪影響を与えてしまうこと、またトイレを使用するときに(暑すぎて)筆者にも悪影響があるため、対策を行う必要がありました。
エアフローの見直し
トイレのエアフローを見直すことで、熱の問題を解決できないかと考えました。
そこで卓上扇風機をマイニングリグの隣に設置してマイニングリグへの空気の流れを改善、サーキュレーターをトイレの床に設置しトイレ全体の空気をかき混ぜることにしました。
エアフローを見直した結果
エアフローを見直した結果、トイレの室温は27.5℃まで下がりました。やはりマイニングリグ周辺に暖められた空気が止まっていたようで、空気の流れを作ってあげることにより温度が低下したようです。
さいごに
居室にマイニングリグを設置しなくて済むという点においては、トイレマイニングリグは非常にメリットが大きいと思います。ただし、精密機械をトイレに置くこと自体に対し抵抗を感じる人も少なくないと思いますので、万人受けする方法ではないと思います。
マイニングリグを設置したいが、どうしても普段の生活空間には設置したくない…という人向けの最終手段であると考えますが、もし興味がありましたらお試しください。それでは!
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