今回は我が家の仮想通貨マイニング事情についてお話しします。
忘れもしない、今年のお正月にtwitterを眺めていたところ衝撃的な画像を目にしました。
ラスベガスで仮想通貨マイニングのために10万ドルを投資し、78枚のRTX3080を使ってマイニングファームを構築した人の記事を目にしました。
グラフィックボードを使ってETHという仮想通貨をマイニングしますが、当時のレートで年間13万ドル近いETHが得られると目にし、仮想通貨マイニングのためのグラフィックボードを購入することを決意しました。
マイニング開始
元々RTX30XXシリーズは品薄気味ではありましたが、メーカーを選ばなければそれなりに入手できる状況ではあったこと、正月セールで比較的安く入手できたためひとまず3枚分RTX3080を購入しました。
自作PCには慣れていましたが、仮想通貨のマイニングマシンを構築するためにはいくつかハードルがありました。
電源問題
マイニングではグラフィックボードのリソースを限界まで使用するため、膨大な電力が必要です。
元々RM850という電源を使用していたのですが、RTX3080を3枚追加して動作させるためには到底足りません。
そこで、大容量の電源に入れ替えることを検討したのですが、PC用の電源は1200Wを超えると急激に値段が高くなります。最初はマイニングで稼ぐことに対して非常に懐疑的(暴落の恐れ等)だったため、もっと安く大量の電力が供給できないか?と考えました。
電源連結ケーブル
そこで色々調べていたところ、電源連結ケーブルなるものが存在することがわかりました。
このケーブルを利用することで、2つ以上の電源を連動させることが可能になり、大容量の電力を供給することができるようになります。
これで電源問題は解決しました。
熱問題
仮想通貨マイニングではグラフィックボードを24時間100の負荷で動作させ続けるため、膨大な発熱があります。元々使用しているRTX3090にくわえ、RTX3080の熱を処理するためにはケース外で運用しなければなりませんでした。
しかし、グラフィックボードをPCケース外で運用するとして、マイニングマザーボードではなく普通のマザーボードではスペースの問題でグラフィックボードを刺すことができません。
そこでまたググってみたところ、ライザーカードというものが存在することがわかりました。
ライザーカード
こちらの商品を使用することで、グラフィックボードをマザーボードに直接接続するのではなく、ライザーカードを経由してマザーボードと接続することが可能です。PCI-Eコネクタとライザーカードを専用のケーブルを通して接続することでPC本体とグラフィックボードを離した状態で動作させることが可能になります。
さいごに
今回のお話では私が仮想通貨マイニングを始めたきっかけと、マイニングマシンを構築するにあたってつまづいたポイントについてお話ししました。次回以降ではマイニング収益の話やグラフィックボードの入手の話、マイニングマシンを増やしていった話についてお話しできればと思います。
これから仮想通貨マイニングを始めようと考えている人の参考になれば幸いです。それでは!
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